将来を見据えて:FMX-LCHプラットフォームは優位性を保てるのか?
FMX先物取引所が開始されて1年が経過しましたが、国債先物の取引量は低水準であり、各社はクロスマージンを行っておりません。
米国債市場において、CMEグループの債券取引プラットフォーム「BrokerTec」が支配的な立場にある中、新興の「Fenics Markets Xchange(FMX)」は既にこの大手ライバルのシェアを奪い始めております。2018年のサービス開始以来、BGCグループ傘下のFMXはディーラー間現金米国債取引量の26%を獲得しており、これは市場シェアの相当な割合を占めております。
そこで、ちょうど1年ほど前に、米国金利デリバティブ市場におけるCMEグループの優位性に挑むべくFMX先物取引所が設立された際には、大きな期待が寄せられていました。
しかし、少なくとも現時点では、先物取引は現金国債取引よりも成果を上げにくい状況です。
9月4日現在、米国担保付翌日物調達金利(SOFR)連動の3カ月先物におけるFMXの建玉残高は62,372契約であるのに対し、CMEの同種商品は1,300万契約に達しています。
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