米国銀行の現金保有高が第2四半期に790億ドル増加
現金準備高が4%増加し、2023年以来の最大の上昇幅となりました。
米国主要銀行の現金保有高は第2四半期に790億ドル増加し、2兆400億ドルに達しました。4%の増加率は2023年末以降で最大の四半期上昇幅となります。
流動性カバレッジ比率の対象となる14行を分析したリスク・クォンタム社の調査によれば、半数の銀行が当期中に現金保有額を増加させました。BNYメロン銀行が340億ドルの増加でトップとなり、1,530億ドルと2022年第1四半期以来の最高水準に達しました。シティグループは290億ドル増加し、3,370億ドルとなりました。モルガン・スタンレーとウェルズ・ファーゴがこれに続き、それぞれ180億ドル増の1090億ドル、170億ドル増の1950億ドルとなり、現金残高は2023年第1四半期および2022年第4四半期以来の最高水準に達しました。
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