FRBのストレステストでJPモルガンの貸し倒れがますます拡大
予想される900億ドルの評価損は、22銀行全体のほぼ5分の1に相当
米連邦準備制度理事会(FRB)が実施した最新のストレステストにおけるJPモルガンの貸倒損失は896億ドルとなり、昨年のテストを56億ドルも上回りました。これにより、JPモルガンは22の年間参加者の中で最も大きな評価損を集計した会社となりました。
この予測損失は9四半期の景気後退シナリオにまたがるもので、テスト対象となった金融機関全体で発生した損失総額4,719億ドルの19%を占め、この13年間の演習の歴史の中で過去最高の集中度を記録しました。次いで大きな貢献をしたバンク・オブ・アメリカは、前年比2%減の590億ドルの損失を予想し、全体の12.5%を占めました。
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