外銀、米国および EU のストレステストにおいて CET1 の大幅な低下を見込む
海外子会社の堅調な初期資本バッファーが、過大な打撃により損なわれました。
リスク・クォンタムの分析によると、 最近の米国と欧州のストレステストにおいて、外国銀行の現地法人子会社は、国内の同業他社に比べてCET1資本比率の低下幅が大きかったものの、当初の資本水準は比較的高かったことが示されています。
欧州銀行監督局(EBA)の最新のストレステストでは、64社を対象に実施された中で、米国から7行、英国から2行の計9行の支店が参加し、CET1比率の悪化が最も深刻だった6行のうち4行が外国系銀行でした。最も打撃を受けた子会社は、CET1の開始時と最低時の差が12.6ポイント減少したBofA Securities Europe、Morgan Stanley Europe(9.1ポイント)、Bank of America Europe(8.6ポイント)、Citi Global Markets Europe(7.4ポイント)でした。
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